機能概要

 

 

実際に利用者へ訪問する際にご利用いただく機能です。訪問看護中の時間をカウントしながら、看護記録の下書きができます。

【注意】
職員権限などの設定により、訪問へ行くが操作できない場合があります。
詳細は、職員をご参照ください。
【メモ】
訪問終了後は、メモした内容が[看護記録]に保存されますので、メモした内容の続きから清書ができます。

訪問開始~訪問集終了まで

利用者選択

①利用者情報表示エリア

(A)利用者が検索できます
(B)表示する利用者が絞り込めます
    利用を中断・終了した利用者を表示したい場合や、設定したグループの利用者を表示したい場合は条件を変更してください

訪問開始前

 

①訪問開始時間のカウントが始まり、訪問中のメモ画面に移動します
※②利用者が不在だった時に押してください
  利用者の[ホーム]>[カレンダー]に「不在」と表示されます
※③訪問をキャンセルする時に押してください
  訪問をキャンセルし、[訪問へ行く]>利用者選択画面に戻ります

(A)利用者の基本情報が確認できます
(B)メッセージボードが確認できます
(C)記載履歴のある情報が確認できます

【メモ】
[不在]を押すと、利用者の[ホーム]>[カレンダー]に「不在」と表示されます。
間違えて[不在]を押してしまった場合は、利用者[ホーム]>[カレンダー]で削除できます。[不在]を押すと「この不在情報を削除します」にチェックを入れて[削除]を押すと削除できます。一度削除した「不在」情報は復旧できません。削除する際は、十分お気を付けください。

訪問中

(1)訪問内容メモエリア
    項目名を押すと入力欄が表示されます
    入力は必須ではありません
(2)訪問を終了します
     訪問を終了したメモは[記録を提出]に保存されます

(A)訪問開始から[訪問を終了する]を押すまでの時間をカウントします
(B)利用者のグループを表示します
(C)基本情報を表示します
(D)メッセージボードを表示します
     記載履歴のある情報を表示します
     表示しきれないものは[・・・]を押すと表示されます
(F)項目表示確認エリア
     入力欄が表示されている項目名が太字で表示されます

訪問中の入力項目

写真

利用者の褥瘡状態など訪問看護記録書Ⅱに掲載したい写真を登録してください(jpg、jpeg、png、gif形式のファイルのみ、サイズ10MBまで)。

横幅が長いとき(端末を横向きにして写真を撮った時)は、90度時計回りにして写真が縦に配置されます。

【関連ページ】
他にも用途別に写真が保存できる機能があります。詳細は以下のiBowヘルプをご参照ください。
写真等のファイルはどこに登録すればよいですか。

加算項目

加算項目や同行者の登録ができます。

  •  サービス訪問(自費):全額自費で レセプト請求を行わない場合に チェックを付けます。
  • 加算のみ:基本費用が発生せず、 加算項目のみ算定を行う場合に チェックを付けます。
  • オンライン訪問(電話対応):指示 書の現在の状態にある「臨時対応: 新型コロナウイルス感染症に係る臨 時的な取り扱いが必要」を設定して いれば、訪問へ行く/記録を提出の 加算項目からオンライン訪問(電話 対応)が選択できます。
  • 複数名訪問での同行者:「あり」 にチェックを付けると、複数名訪問 看護加算を算定します。研修生の同行などの場合は、チェックを付けず に 同行者の登録を行うと、加算を算定せずに同行者を記録に残すこと ができます。
    [その他]を選ぶとiBowに登録している職員以外の同行者が入力できます。

本日の状態(バイタル)

2回まで登録できます。[本日の状態(バイタル)]の項目は変更できません。評価内容に応じて看護内容や観察項目、症状報告を活用してください。

【メモ】
[2回目のバイタルを計測する]にチェックを入れると2回目のバイタル入力欄が現れます。

入力した2回目のバイタルは看護記録の症状報告欄に表示します。

観察項目

2回まで登録できます。観察項目はマスタメンテで事業所任意の項目と選択肢にカスタマイズできます。また、[経過観察]では前10回(前1ヶ月)までのバイタルグラフと観察項目が確認できます。

看護内容

行った看護内容にチェックを入れると看護記録書Ⅱに記載されます。
[計画書を参照] を押すと、提出済の看護計画書で選択した解決策を記録書 Ⅱの看護内容に反映できます。

【メモ】
「計画書を参照」を活用すると、立てた計画に対しての看護内容を実施するという意味で、計画書と訪問時の看護内容がリンクしやすくなります。
【関連ページ】
訪問看護電子カルテ iBow 操作ガイド
看護計画書

症状報告

訪問時の利用者の症状を入力します。
[特記すべき症状変化がある]を選択して[症状報告内容]を入力すると、[帳票(ダッシュボード)]の[看護 記録ハイライト]で[特記事項内容]とともに内容を確認することができます。

連絡事項

看護記録書Ⅱに記載したい申し送り事項等が入力できます。

【注意】
[次回訪問日]は看護記録書Ⅱに記載されます。スケジュール調整やカレンダーには反映されません。

有効保険証を確認

[有効保険証を確認]にチェック を付けると、記録書Ⅱの連絡事項 欄に「※有効保険証を確認」と 表記されます。
「※有効保険証を確認」にチェックした看護記録は検索できます。検索方法は、まず、[帳票]>[帳票種類]で看護記録書Ⅱを選択します。そして、絞り込みで「※有効保険証を確認」にチェックして[検索する]を押すと、「※有効保険証を確認」にチェックが付いた看護記録の一覧が表示できます。

【使用場面】
・訪問する看護師さんに、 保険証の確認をお願いした時
・保険情報を確認した看護記録書Ⅱ だけを確認したい時

褥瘡評価

褥瘡評価ができます。評価項目は、褥瘡対策に関する看護計画書の「日常生活自立度」が[マスタメンテ]の[事業所情報登録]にある「日々の褥瘡評価設定自立度」 で設定している自立度以上のものを選択し、提出すると項目が表示されます。

[褥瘡の状態]を非表示にする方法

「褥瘡対策看護計画」の「計画終了日」を入力し[提出]を押すと、「計画終了日」の翌日以降の訪問日で看護記録書Ⅱを作成する際、[褥瘡の状態]が非表示になります。操作方法は以下の関連ページをご参照ください。

【関連ページ】
提出済みの褥瘡対策計画書に上書きする方法は以下をご参照ください。
iBowヘルプ
褥瘡が全快したため、[訪問へ行く]や[看護記録]で看護記録作成時に[褥瘡の状態]を表示しないようにできますか。

GAF尺度の評価

GAF尺度の評価ができます。評価項目は、精神科基本療養費を算定する設定をした上で、有効な[精神科訪問看護指示書]を登録している場合に表示されます。

【関連ページ】
精神科基本療養費を算定する方法は以下をご参照ください。
iBowヘルプ
精神科訪問看護のご利用者ですが、看護記録書Ⅱ作成時にGAF尺度の入力ができません。

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